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例年のごとく庭に萩もどきの花が咲きました。ウィキペディア(Wikipedia)によるとアレチヌスビトハギ(荒れ地盗人萩、学名:Desmodium paniculatum)は、マメ科シバハギ属の多年草、北アメリカ原産の帰化植物で、1940年に本種を大阪府で採集した、岡山県の植物研究家の吉野善介によって命名されたとあります。
萩の花とは別種の外来植物ですが、花を見る限り私には区別できません。種(たね)が厄介で草刈りの際ズボンやシャツにくっついてなかなか取れません。根絶しようにも根が太く丈夫で広く広がっています。小さい花は可憐で綺麗なので、種ができるまで放置していつも後悔します。
今年は心を入れ替えて、花が咲く前に刈り取りをしようと、いつもの蚊取り線香をやめて“新兵器”を腰にぶら下げ、梅雨明けに庭の草刈りをしました。効果は事前に室内で確かめてありましたが、集団で襲ってくるやぶ蚊に効果があるか、青洲やジェンナーの気分で人体実験です。
蚊よけはオーソドックスに蚊取り線香ですが、近年は薬剤スプレーや肌への薬品塗布という近代的な力業からオニヤンマの模型という自然の仕組みを巧みに利用したアイデア品もあるようです。私はバイオミミクリー信奉者として“オニヤンマ模型”が好きです。今回私が利用した新兵器は、産卵時期のメスの蚊が嫌うオスの羽音に近い高周波音発生器です。ちなみに周波数を測定すると10594ヘルツが突出していて、蚊は寄り付きませんでした。ダメ元で試してみては如何でしょう。
2024/9/17 HP作成:石田
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