2024年4月25日(木)
本セミナーは、シニアライフに活かせる情報などを提供する『お役立ちシニアセミナー』として企画開催しています。今回は「身近な介護保険 ~いつか必ず来る日のために~ 」と題して、ある日突然介護がはじまった場合についてストーリー仕立てで学ぶセミナーを、4月25日(木)14時半から、96名の方が参加し「枚方市総合文化芸術センター 別館6階 大会議室」にて開催しました。
また、今回のセミナーは昨年に引き続き、枚方北支部、枚方南支部の合同企画とし、北支部から37名、南支部から59名のご参加をいただきました。今後も、このようなセミナーを南北合同で開催し、情報交流の場にしていきます。
開始時刻になると、枚方南支部 関谷支部役員の司会で始まり、枚方南支部 中島支部長が開催の挨拶と今回のテーマが全ての人に関係する話であることを説明されました。その後パナソニック保険サービス(株) の課長 潮田由哉様をはじめとする皆さまの準備・ご協力による「身近な介護保険」のセミナーが講師:MS&ADインターリスク総研株式会社 主任コンサルタント 中村恭将様により開始されました。
最後に、枚方北支部 庄子支部長からセミナー参加の御礼と、昨年広報ひらかたに載った枚方北支部 棚橋正夫さんの「認知症になっても笑顔で暮らし続ける」という記事の紹介がありました。
◇セミナー内容概略
〇登場人物
松下太郎(70歳)&松下花子(65歳)
花子さんの様子がおかしい、
突然倒れてしまいました。
即座に救急車を呼び、病院へ搬送、
幸い命に別状はありませんでしたが、
右半身マヒと言語障害が残ってしまいました。
介護のはじまりで、やらないといけないこと、やった方がいいことがいっぱいあります!
〇介護保険の申請をしよう
・地域医療連携室
・地域包括支援センター
~ 身近な相談先を知っておきましょう ~
〇ケアプランを決めよう
・ケアマネージャーとは
・ケアマネージャーを決めよう
~ 「ケアマネージャー」は選べる ~
〇これからのおカネの話をしよう
・公的介護保険
・要望別使える介護サービス
・高額療養費制度
・高額介護サービス費制度
・高額介護合算療養費制度
・障害者手帳とは
~ 要介護区分の認定を受ける ~
◇自分で介護しすぎない。 ◇悩んだときは専門家に相談。 ◇自分のための時間を確保。
◇参加した皆さまから熱心なご質問がありました。
◇当日のテキストと動画(会員専用)は下記をクリックください。
(テキスト、別冊資料、動画の掲載は2024年7月末まで)
◇ご参考:QOL松愛「突然介護が必要になったとき」のページ
◇当日の写真(皆様、真剣に講義を受けられていました。クリックで拡大します。)
◇参加した皆さまから寄せられたご感想は下記の通りです。(一部抜粋)
- 介護保険の申請、介護サービスの具体例など、介護に関わる内容を詳細に説明いただき、大変参考になった。
- 広範囲に亘る知識が必要な分野の話、重点的にわかりやすく説明され、ばく然とした不安が少し解消された。
- すべてが保険で賄えるという甘いものではないという現実も実感できました。
- 「育児は始期が読めるが介護は読めない、突然やってくる」というお話が一番刺さった。
- 経験上、介護の手続きを急ぎ、リハビリを進めることによって、回復できることが有ります。
- 80を過ぎた高齢者にとって、説明のスピードが少し早すぎます。
- 今後とも会員さんからのニーズを踏まえたセミナーを枚方南・北支部での合同で企画していただきたい。
アンケートの結果なども踏まえ、今後も「お役立ちシニアセミナー」を企画・開催いたしますので、参加をお願いします。
・写真:芝 ・動画:中村 ・HP:芝
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