定年退職・北海道一周ひとり旅【浅井さん】

11班 浅井 保行 さん

 2023年3月、定年退職。自分へのご褒美に「お疲れさま旅行」を実行しました。
 旅というのは千差万別、それぞれの思いで色々な形があると思いますが、今回はお金はないけど時間はたっぷり、体調も問題ないので「自由きままな北海道・一周ひとり旅」。気に入った場所でじっくり滞在し、大自然を心行くまで堪能することにしました。(もちろん家族への元気報告は日々欠かさずに!) 写真はクリックで拡大できます。

ひとり旅の友・エスティマ

 湖に霧がかかれば、晴れるまで何度でもそこへ行き、雲がかかって夕日を見逃せば翌日に再トライ。愛車で観光地を巡り、クロスバイクで湖畔、海岸線、高原を疾走し、自分の脚で牧草地、火口、野山、河川敷、渓谷、観光スポット、スキー場、集落を思い切り駆け回りました。
 最高でした。いろんな発見がありました。車窓からでは見逃してしまう景観、隠れた観光スポット、動物、植物や昆虫達との出会いがあり、気に入った場所でのランニング中には牛、馬、羊、ヤギ、キタキツネ、鹿たちとも遭遇しました。旅路の途中の民家では、冷たいお茶をご馳走になったこともありました。その感動の一部を紹介いたします。

日程 : 2023/5/25~6/29・・・35泊36日
行程 : 枚方~北陸~新潟~山形~秋田~青森・下北半島・大間 津軽海峡フェリー~函館より北海道入り
全走行距離 : マイカー(エスティマ) 6,775km(枚方~大間:1,361km×往復 北海道:4,105km)
総費用 : 約200,000円・・・高速/有料道路は使わず、地道をのんびりと。フェリーは津軽海峡のみ利用
宿泊 : 基本車中泊(35泊中、3泊は国民宿舎&民宿(風呂自慢、料理自慢))に宿泊   

トマム山山頂

White Roadと風力発電機

◆星野リゾート トマム山登山(2023年6月2日) 
 何としてでもトマム山頂 1239mのテラスから雲海を眺めたい!!午前1:30暗闇の中、月明りを頼りに登ること2時間。眼下にリゾートホテル群を見下ろすことが出来ました。ただ、残念ながら今回は雲海には遭遇できず(涙)   
◆宗谷岬丘陵(2023年6月5日) 
・「White Rode」と風力発電機・・白く輝く「White Rode」の正体は帆立貝の空殻。宗谷岬丘陵地に、風力発電機が乱立。豪快で圧巻な眺め。

花咲ガニ

◆花咲ガニ(2023年6月10日)
 実はこのカニの存在は知りませんでした。旅の途中、網走で知り合った旅人からの情報・・・根室駅前カサイ商店(現地価格:1,800円)「あなたは幸運ですよ。1年で今、この時期の花咲ガニが最高に旨い。根室で何が何でも食べるべし」と。道東沖でしか捕れず、根室港での朝の浜茹でが命。その直後に食することが前提。店の主人曰く、根室以外の花咲ガニは「偽物」だそう!?

阿寒湖

阿寒湖畔滝口自然探勝路トレッキング(2023年6月13日)
 阿寒湖畔4.5kmの滝口自然探勝路はコケや広葉樹、針葉樹が混ざり合う壮大な森林。「ヒグマ出没注意」の看板が目立つ中、鈴をぶら下げ、音程の外れた音痴な歌を大声で歌いながらのトレッキングでした。4日後、「阿寒湖、ヒグマ出没!」のニュースが駆け巡り、あの時よくぞヒグマに遭遇しなかったものと、今更ながら胸を撫で下ろしました。

ジェットコースターの路

◆上富良野(2023年6月19日)
・ジェットコースターの路 ランニング・・畑の合間に高低差の激しい直線道路が5.0km。丘のうねりに沿って上り下りが交互に最後は十勝連峰へと続く。別名「天空の路」とも呼ばれるそうだ。この道をランニングで走破、苦しい、脚が重い、辛い・・・ですが、走破してみると満足感、達成感、何より気持ち良かった!

旭岳山頂を臨む

旭岳のトレッキング(2023年6月20日)
 北海道最高峰、標高2291m、大雪山系の旭岳をトレッキング。山麓の旭岳温泉から標高1600mまでロープウェイが通じており、山頂までは標高差700m。残雪の中、岩山を登ります。所要時間、上り3時間、下り2.5時間。

◆番外編
十和田湖 奥入瀬渓流リバートレッキング(2023年6月26日)
 奥入瀬渓流は国指定特別名勝および天然記念物。十和田湖から水の流れが生む躍動感あふれる景観の連続です。この渓流と大木が重なりあう緑のトンネルは美しい森林美を醸し出します。幻想的な風景です。鳥肌が立ちます。渓流全長14km。そのうち10kmをリバートレッキングしてきました。素晴らしい感動の時間を過ごせました。

 北海道は素晴らしかった。感動に溢れ、魅力がいっぱいです。そして旅人にとって温かく、とても親切でした。人生の次のステージのスタートに向けて、勇気と希望をもらった旅でした。
*イラストはBing Image Creatorで作成しました。

以上

HP編集:元辻 恵子 HP作成:坂本 

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コメント

    • 杉田 彰久
    • 2023年 8月 27日

    退職記念に一か月間の北海道一人旅ですか、次は特に良かった場所へご家族で行かれては如何でしょう? 北海道は雄大でのんびりできます。ご自分へのご褒美にピッタリでしょう。 私も北海道旅行しました。現役時代の夏休みに枚方から陸路北海道へ、西の方を回りました。2019年にはレンタルのキャンピングカーで道央と道北を回りました。オホークツと道南は未だで行ってみたいと思っています。

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