善峯寺の高野槙

表題

2023年4月21日

  急に思い立って高槻を経由し京都のポンポン山、小塩山の登山口まで車で行くことにしました。 当日は天気も良く、なれないスマホの道案内で、高槻から亀岡に抜ける府道6号線を進み、目的地の登山口へ向かう道路に入っていくところまでは順調でした。道路が狭く急な下りに差し掛かり、運転に集中した結果、登山口を見落として、気が付けば京都大原野。当初目的としていた山登りは挫折となりました。

 高校時代は昆虫部というクラブ活動をしていて、蝶を追いかけ山歩きを楽しんでいました。4月中旬春の女神ギフチョウが羽化しカタクリの花で汲蜜するのを見るために、ポンポン山に行くことが恒例行事でした。古稀を越えた今でも心が浮きたちます。

 大原野は京都市西山の歴史ある場所で、花の寺「勝持寺」、「大原野神社」など多数の名所旧跡があります。中でも遊龍の松がある西国第二十番札所の「善峯寺」は四季折々の花が植えられていて、いつ行っても楽しめるところです。

写真はクリックで拡大できます。


 ギフチョウを見ることができず、それではと、善峯寺に行くことにしました。久しぶりに見る遊龍の松は樹齢600年以上で、「日本一の松」と言われるのも頷けます。普段運動をしないため、境内を上り下りする道はつらいでしたが、上るにつれ視界が開け京都市内が一望できます。生命力あふれる樹齢300年の高野槙、 龍の口から滴る手水、しだれ桜はほぼ散っていましたが、ボタンやシャクナゲが
咲き始め今日一日が報われた思いでした。これから咲くアジサイやツツジもあり、連休から初夏にかけて、気晴らしの小旅行に良いと思いました。

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HP作成:石田

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