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先月、ホームセンターで、一輪咲いていた青いヤグルマギクを 買ってきました。先月から今月にかけて、湧き出るように出た花芽が次々と花開き、毎朝眺めることが日課となっています。今月はラベンダーがすらりと伸びた茎の先に開花し、庭は青く染まっています。
チョウは一般的に赤、青、ピンク色の花で吸蜜すると言われています。確かにチョウは、種類によりそれぞれカタクリ、フジバカマ、アザミなどでよく見かけます。花やチョウの愛好家は蜜源植物や食草を植えてバタフライガーデンを作っているようです。蜜源で視覚、食草で嗅覚を刺激するのでしょうか。
アゲハ蝶は紫外線領域まで見え、人より多様な色彩が見えるようです。蝶の見る世界が花の多様な色彩を作ってきたのかもしれません。自然界に青い花が少ないことで、蝶は独占できる汲蜜場を持ち、種を保存してきたと考えても不思議ではありません。
色とりどりのチューリップや青一色のネモフィラの咲く公園も素晴らしいですが、小さな庭に多種の花が咲き、蝶が舞う。その庭が季節とともに変化していくのを眺めると、なぜか癒されます。自然の多様性と変化する姿に安堵するのは、人がその一員であるからだと思いました。
2022/6/22 HP作成:石田
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