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「雀のなる木」を見ました。面白いのでスマホで撮影しました。スマホに慣れていないので少しピンボケですが、連続した二枚の写真を比べると一見同じに見えて、微妙に鳥の姿勢が変化していました。
十羽の止まる位置は同じでも、一羽を除いて姿勢や視線を時々変えて警戒しているように見えます。驚かせないように少しづつ近づきますが、一斉に飛び立っていきます。
チョウの記憶についての投稿記事があります(ここを参照してください)。集団が、あたかも知能を持ったように行動するという話です。雀の知能は蝶に比べると高い、人間はずっと高いと思っていますが、記憶や嗅覚、動体視力など、一律に優劣を判断できないものがあるかもしれません。
鳥は人間と違い、写真のように記憶するとのことです。雀は、気の合った仲間で役割を分担し、瞬時に視野の変化を認識するとともに、情報を共有して、外敵などに高度に対応しているように見えました。生き物の姿を見ていると飽きません。自然の仕組みを、想像力を膨らませながら見ていると、良質の推理小説を読んでいるようです。
2022/1/30 HP作成:石田
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