♬ 夫婦でデュエット ♬
3班 小島 佳代子 さん (2021年01月)
皆さん、こんにちは! 初投稿の小島佳代子です。
私(ポピュラーピアノ)と主人(サックス)とのデュエットについてご紹介します。
私と主人とのデュエットは、20年以上続けているライフワークで、昨年はコロナ禍でレッスンや発表会が中止となり、ポピュラーピアノとサックスのデュエットが私達にとってなくてはならない「人生の楽しみ」だったと改めて感じる今日この頃です。
きっかけ
私がポピュラーピアノを始めたのは、30代後半。仕事も家庭も忙しい中、非日常的な瞬間を体感したかったからです。1年後に主人も、「縦笛やったら吹けるかも?」というノリで、カッコ良さそうなサックスを習い始めました。
夫婦ならでは 阿吽の呼吸で
最初の頃は2人で演奏してもまったく合わず、不協和音の何物でもなかったのが、メロディーラインと伴奏がきっちりと合わせることができるようになり、音を楽しむ迄に自分達の成長が実感できるようになりました。
よく『夫婦で演奏して喧嘩になりませんか?』と質問されるのですが、デュエットはお互いの音をしっかり聞いて、相手に合わせることが大切です。これはソロで演奏していると体験できないことで、今では阿吽の呼吸で合わせることができます。先生に「途中でずれても不思議なことに、きっちりと合わせられるところがすごい」と褒めて(?)もらえます。
ポピュラーはリズムが命
最も苦労することは、リズムです。自分達の中では完璧に演奏ができていると思っていても、先生からは、「昭和の演歌のような演奏!」と手厳しく言われることがあります。ポピュラーはリズムが命で、8ビートや16ビートを感じながら演奏しないといけないのですが、これがまた難しくいつも苦労することです。それでもリズムに乗って演奏がバッチリ決まると『よっしゃ!』と思えるのですが???コレが中々の道半ばです。
還暦記念コンサート
「何時かホームコンサートをやってみたいな」と漠然と考えていたことが、2017年に私の還暦記念コンサートという形で開催できたことは、忘れられない思い出となりました。 コンサートは2週に分け、まずは家族と親戚、次週にピアノやサックスの先生・友人を招待しました。発表会で演奏した曲の中から特に思い入れのある5曲(プログラム写真)を選曲。普段なら1年かけて1曲仕上げるのがやっとなのに、5曲も演奏するとはとてもチャレンジャブルなことでしたが、美味しいお料理(シェフに来てもらいました)の助けもあって、みんなに喜んでもらえて最高の還暦記念コンサートになりました。
現在ユーミンの「あの日にかえりたい」を練習中
今年2月のバレンタインコンサートに向けて、ユーミンの「あの日にかえりたい」を練習中です。歌を聞いているだけなら簡単に演奏できそうと思っていましたが、ボサノバのリズムで演奏するのは大変です。70年代に流行った曲でも今も色褪せないで受け継がれているのは、ユーミンのセンスが活きていることがよくわかります。頑張って練習して自分達の思いを伝えられるような最高の演奏をしたいと思います。
デュエットは、私達にとって喧嘩するどころか夫婦円満の秘訣(笑)かもしれません。
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以上
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