2020年 8月01日(7班)坂本
やっと梅雨明けなのに、コロナ禍も重なってすっきりしない日々、朝5時頃になると、シャワシャワとうるさい蝉の声で目が覚めます。一方で幼い頃に聞いた鳴き声と違うことに気づきます。私は、鳥取の片田舎で育ちましたので、朝はジージーのアブラゼミで目覚め、ミーンミーンから夕方のカナカナまで一日中蝉の声が聞こえたものでした。
しかし、今枚方にはアブラゼミはほとんどおらず、クマゼミが占領しています。そして午前11時ごろになると、鳴き声は一斉に止み、蝉の声は一切なくなります。いなくなったのかと思うと、庭先の木々にはクマゼミが重なるほど集まって、静かに止まっています。鳴く時間が決まっているかのようです。(気温、湿度などによって鳴く状態が変わります。雨が近づくと鳴きません。)
いろんな情報から推察すると、原因は大きく2つにまとまるようです。一つは地球温暖化によりアブラゼミの孵化が早まり、幼虫になって地中に移動する時、アリなどの天敵に襲われ易いこと、最近大阪の土が硬くなっておりアブラゼミは育ち難いが、クマゼミは固い土でも掘り進むことができ生き抜きます。もう一つは、クマゼミは成虫になってからの天敵回避能力に優れているそうです。結果、枚方近郊ではアブラゼミの声が聞けなくなりました。
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以上
はじめまして。三重県津市に住んでいる中川と申します。
今年、三重でもアブラゼミがほとんどおらず、クマゼミばかりです。
今日、松阪の叔母のうちに来て、さくらんぼの木を見てみましたが、たくさん止まっているセミは全てクマゼミでした。
他の人も異変に気付いているようで、同じことを言ってます。この記事はとても、役に立ちました。