会員さん登場【杉田さん】 北海道を1500 km

「 2019年夏・キャンピングカーで北海道を1500km 」
2班 杉田 彰久 さん (2020年7月)

はじめに: 必要な荷物を済み込めば好きな場所へ自由に動き回れるキャンピングカーは実に便利で、家族の思いで作りとしてお勧め出来ます。
 昨年の夏、北海道の道央と道北を6泊7日で回り、走行距離は1500Km でした。伊丹から空路新千歳へ、そこで車をピックアップして、東京から来た息子家族と合流すると気ままなキャンピングカー旅行の始まりです。行程は下図の通りで涼しく快適でした。

1.キャンピングカーについて
 私が借りたレンタル会社 DO CAMPER https://do-camper.com/
借りたのは、Serengeti [セレンゲティ] 冷蔵庫・簡易キチン・簡易トイレ付きの7 人乗り、寝ることが出来るのは6 人、シャワーはありません。電子レンジもありません。詳しくは車両紹介ページに写真付きの解説があります:https://do-camper.com/car/レンタル料金は1 日34,000 円で、プラス保険にはしっかり入りました。
持参品を減らすため、寝具セット、キチンセット、カセットコンロ、テーブル、および椅子2 脚をオプションで借りました。台所洗剤&スポンジ、洗濯紐、洗濯バサミ、キチンペーパー、LED 型懐中電灯2 個とLED ランタン1 個は持参しました。

2.キャンプ場
 キャンプ場紹介ページ:https://www.auto-net.or.jp/archives/cpguide/各キャンプ場の設備情報および予約は上記URL から行えます。
 北海道には沢山のキャンプ場がありますが、今回は上記「はじめに」に記した所に泊まりました。キャンピングカーサイトには、だいたい何処も電源の引き込みと上水道が完備されています。共同のトイレとコインシャワーおよび炊事場があります。トイレにはキャンピングカーで使った簡易トイレの汚水捨て場があります。共同で使える電子レンジの設置やコインランドリーがあるところもあります。道央と道北は夏でも割合涼しくエアコンが無くても窓を網戸にすれば快適で、雨も無くて助かりました。しかし道東エリアは暑い日もあるらしく、エンジンを切っても外部電源で動く専用エアコンがあれば安心、また調理が簡単な電子レンジがあれば更に良いと感じました。

3.1日目: 夕方新千歳から苫小牧アルテンへ、車の運転に慣れる丁度良い距離でした。風呂と夕食はセンターハウスで済ませ早めに就寝、オートキャンプ場はとても空いていました。4.2 日目:早朝出発し空港で息子家族と合流し洞爺湖へ・・新千歳→千歳市→支笏湖→洞爺湖温泉まで約2 時間

5.3 日目:キャンピングカーの仕様について紹介します。
札幌市内から羊ヶ丘へ(約11Km 25 分)

(当初はオートリゾート瀧野に予約していましたが、直前にクマの親子出没で閉園になるハプニング、急遽こちらに変更しました。4 日目は稚内までの行かねばならず、滝野泊の場合富良野経由は強行軍でしたが変更のお陰で時間的ゆとりができました。また温泉とレストランが徒歩で行ける近さも魅力的です。外灯が少ないので懐中電灯が必要です。)
6.4 日目: 翌日は朝から良い天気 白樺の茂りが北海道らしいです。
 マオイオートランド→富良野 約2 時間 その後青い池を見て→旭川経由で→稚内へ
ファーム富田・・北海道空知郡中富良野町にある農園。主にラベンダーを中心とした花を呼び物に、春から秋にかけて開園。園内にはドライフラワーを使用した土産屋や資料館があり入園無料です。
いよいよ最北の地を目指します。富良野から稚内までは高速道路なら4 時間強、しかし折角なので「萌える天北オロロンルート」と呼ばれる海岸線を5 時間走ってみました。途中の道の駅や稚内のスーパーで夕食と朝食用食料品を調達し、稚内の宗谷ふれあい公園オートキャンプ場に到着です。
.ここではロッジに宿泊、孫たちは綺麗でお洒落だと喜びました。1F に風呂トイレ、2F 居間&寝室 寝室とロフトに別れてゆっくり寝ました。台所には冷蔵庫、炊事用品、炊飯器が設置されていました。
5 日目: 朝食、息子家族は草原を眺めながらベランダで、我々は台所でとりました。
 5 日目にはここを拠点に、東の宗谷岬と西のノシャップ岬(野寒布岬)両岬に行きました。尚、根室にはノサップ岬(納沙布岬)がある様です。
 下の写真:東の宗谷岬・・日本の最北端で遠くには北方領土  西のノシャップ岬(野寒布岬)

 九人の乙女の像 :純粋な電話交換手の乙女たちは敵が攻めて来る前にここで自害、言い残した言葉が刻まれています。戦争の悲惨さを忘れてはならないと感じました。
 息子家族を稚内空港に送り届け、我々二人はキャンプ場に戻ってグランドゴルフをのんびり楽しみました。
スィートスポットに当たらないとボールが飛ばず、ゴルフとは別のコツが要ります。
7.6 日目:翌日は高速を使いながら新篠津の道の駅までドライブ

【道の駅 しんしのつ】本館には銭湯・レストラン・宿泊ホテルがあり、ここで風呂と夕食を済ませキャンピングカーに戻って就寝しました。道の駅の駐車場は無料なので、とても安上がりです。ここで偶然にも寝屋川市と滋賀県守山市からの2組のご夫婦に出会い交流しました。2組とも自宅からフェリーと陸路で北海道まで来て、何週間もかけて道内を回るとのこと。宿泊は殆ど道の駅で時々旅館とのことでした。

 キャンピングカーは今回以外に過去2回経験しましたが、とても思い出深いです。1990 年のカナディアンロッキーと1998 年のアラスカですが、20 年以上前なのに既に素晴らしい設備が整っていました。
 車両にはプロパンボンベを搭載しておりガス冷蔵庫とガス湯沸かしが使えます。キャンピングサイトでは電気と上下水道が車両とワンタッチで接続することができ、エンジンを止めてもエアコン、電子レンジ、ガスコンロ、テレビ、冷蔵庫が使え、また野獣がうろうろする夜間に車外に出なくても炊事、シャワー、トイレが可能です。
殆どホテルの様に過ごせます。日本ではこの様な設備のキャンプ場は殆ど無く、共有側の理由は「需要が無くペイしない」が実態のようです。
 コロナが終息したらもう一度カナディアンロッキーに行きたい、また北海道ではまだ行っていない道東エリアをドライブしてみたいと思います。

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 以上   

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