「64歳から始めた我がゴルフ人生」
16班 棚橋 正夫 さん (2019年12月)
私は1936年生まれ、21歳でラジオ事業部に入社後、新設ステレオに配属され営業職、宣伝事業部を経て定年退職しました。
定年後の年一回の健康診断で毎日運動するよう指導され、何か良いスポーツが無いか探していました。
64歳になったある日、松愛会会員で親交のある、交野市在住の”松山勇智”さんとお会いする機会があり、事情をお話ししたところ「それなら、ゴルフが最適だと思う、もしその気があるなら教えてあげるよ」と言って頂きました。
内心「静止している球を打つだけが面白いかな?」と思いましたが、年をとってもできると言われ、翌週、枚方カントリークラブ内のゴルフアベニューの練習場に連れて行って貰いました。
打ち方の基本を教えてもらって、初めて球を打つとまったく当たらず、難しさを痛感しゴルフを軽視していた自分を恥じました。それからほぼひと月、毎日のように練習を続けました。
何とか打てる様になりましたが、ミスが多く真っ直ぐ飛ばせず、松山さんに「自分にはゴルフは向いてないようだ。」と伝えると、「最初は誰でも通る道だから、諦めてはだめ!!」と励まされました。そして、練習を見てもらい、身体の軸のブレを指摘されました。それを修正すると真っ直ぐに飛ぶ確率が上がり、「これだ!」と気付き、連日練習を重ねました。
その後、アプローチとパターがもっと大切だと教わり、週一度、一人でショートコースを回り、空いている時はアプローチとパターを1ホールで2~3回打ち、小技の習得に努力しました。
●初ラウンド
記念すべき初ラウンドは、ゴルフをやり始めて約3ヶ月後の2000年10月23日(水)で、私のゴルフデビュー元年の日です。それは、松山さんから牧野ゴルフ場へのお誘いでした。当日は生憎の小雨で、「雨降ってますが、どうします?」と聞かれましたが「楽しみにしてきたので、やりたいです。ゴルフのルールも教えて下さい。」とお願いし、小雨の中で傾斜地の打ち方や狙い所、ゴルフのマナー等を実践指導して頂きながら、18ホールを楽しく回れました。
スコアは「113」と、私としては凄い結果で嬉しくなり、次第にゴルフの魔力に引き込まれ、本格的にゴルフをやろうと決意をしました。
●ホールインワン
2009年10月14日(水)、神戸パインウッズゴルフクラブ・OUT2番136ヤード打ち下ろし、左から右への傾斜、右OBのショートホールで奇跡が起こりました。
ピンの位置は、ほぼ中央に切ってあり、6番アイアンで花道を中央狙いでフルスイング、 ボールは真っ直ぐ飛んで、花道中央に落ち、ツーバンドしてグリーンに乗りピンに向かって転がり、そして消えました。Nさんから「今の入ったのと違う?」と言われ、嬉しさを隠してカートに乗りました。Nさんが先にカップの中を確認しに行ってくれ、「白のゼクシオ・棚橋さんのボールだ。ホールインワンや、おめでとう!」と大声が上がり、私は「運が良かったんです、ありがとうございます。」と嬉しくて帽子を脱ぎ、頭を下げました。パートナーの方がゴルフ場に申し入れて下さり、支配人から表彰状を頂戴しました。
●エイジシュートの思い出
幸運な事に、私はエイジシュートを2回も達成しました。1回目は、2016年7月20日(水)、2回目が同年8月22日(月)で、ともに牧野ゴルフ場です。
ゴルフの友達にカラオケ好きのFさんがいます。枚方市駅近くのカラオケラウンジによく連れて行って貰いました。そこのママさんはゴルフ好きで、常連客と良くゴルフに行くとの事、ある日私の80歳の誕生日が7月10日(土)だと話をしたら、牧野ゴルフ場で誕生祝いゴルフをやろうと言う事になりました。
当日は、ショット、パットが良く前半は「42」で回り、後半に入っても絶好調で「36」をマークし、トータル「78」でした。私はエイジシュートという言葉を知らず、後日、うれしさの余りスコアカードを別の友達に見せると「これエイジシュートや!、凄いやんか、おめでとう!!」と祝福の握手をされ、初めてエイジシュートを知りました。
翌月、不思議な事に、またも「78」の同スコアが出て、連続エイジシュートを達成しました。どちらもママさん同伴で、まさに「エイジシュートの女神」に感謝したのでした。
●これからのゴルフ人生
時が経つのは早いもので、2020年7月でゴルフを始めて20年です。私のスイングは、誰が見ても綺麗なスイングではありませんが、私のゴルフのモットーは、どんな打ち方であれ、どんなクラブを使っても、ボールをミスなく真っ直ぐ飛ばし、転がすことを最優先し、飛距離よりも真っ直ぐ飛ばす練習に重点を置いて励んでいます。ゴルフは幅広く、奥の深いスポーツです、体力が続く限り健康で元気な毎日を過ごそうと思っています。ゴルフに感謝です。
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以上
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HP作成:大熊
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