パナソニックミュージアム(大阪府門真市、館長:新田淳)は、
ものづくりイズム館において、
100年を超えるパナソニック ホールディング株式会社
(以下、パナソニック)の電池事業をテーマにした、
企画展示「電池100年の歴史と未来を変えるエナジー事業」を、
2024年11月16日まで開催しています。
パナソニックグループの使命は、
創業者松下幸之助が生涯追い求めた「物心一如」、
すなわち「物と心が共に豊かな理想の社会」の実現です。
1918年の創業以来、幸之助は事業を発展させるなかで
自らの使命を探究し続け、1932年、「遂に産業人の使命を知った」と
自覚するに至りました。
幸之助が自覚した使命とは、事業を通じた貧困の払拭であり、
その先に見据えたのが「物心一如、理想の社会の実現」でした。
以来、パナソニックは「理想の社会」の実現を目指し、その時々の社会課題と向き合い、人々の幸せのために、事業を展開してきました。この使命感に基づき、パナソニックが2022年1月に表明したのが、長期環境ビジョン「Panasonic GREEN IMPACT」です。目指すは2050年3億トン以上のCO2排出量削減。そして、目標達成の鍵を握るのが、事業会社の一つ、パナソニック エナジー株式会社(以下、パナソニック エナジー)が担当する分野での取り組みです。
こうして大きな期待が寄せられる電池事業は、1923年の開始以来、さまざまな挑戦を続けてきました。この展示では事業の歩みを振り返るとともに、「Panasonic GREEN IMPACT」の要となる今日の姿、そして明日への展望を紹介します。
<見どころ>
1. 電池事業の歴史
パナソニックの電池事業のはじまりから、今日までさまざまな困りごとから人々を解放した電池の歴史、その代表的な事例を「解放の歴史」として商品とともに展示。また、松下幸之助、井植歳男をはじめとする先人が残した挑戦のエピソードも紹介します。
2. パナソニック エナジーの事業内容
時代とともに世の中へのお役立ちの領域を広げていく電池事業。パナソニック エナジーはモビリティの電動化を支える車載用電池、データセンターや家庭用蓄電、医療機器、メーターなど安心安全な社会インフラを支える産業用電池、便利で快適な日々のくらしを支える乾電池などの民生用電池を展開しています。同社のミッションである「豊かなくらしと持続可能な地球環境が矛盾なく両立・調和する社会の実現」を目指して取り組む現在の電池事業を紹介します。
3. Panasonic GREEN IMPACT
パナソニックグループは自社の事業に伴うCO2排出量の削減と、社会におけるCO2排出量の削減に対する貢献を「Panasonic GREEN IMPACT」と名付け、「より良いくらし」と「持続可能な地球環境」の両立に向けて、独自の目標を掲げて取り組んでいます。
【日程】2024年3月15日(金)~11月16日(土)
【催事名】企画展「電池100年の歴史と未来を変えるエナジー事業」
https://holdings.panasonic/jp/corporate/about/history/panasonic-museum/know-ism/archives/20240315.html