元気で頑張る唐弓さん
今回は山口県周防大島の『道の駅サザンセトとうわ』でたこ焼き屋を営み、月に一度【こども食堂】を運営され、地域に貢献されている『唐弓 昇平さん』をご紹介いたします。
唐弓さんは大阪ご出身ですが、約1年半前に知人の紹介で周防大島に移住され、道の駅でたこ焼き屋『島たこショウちゃん』を開業されました。(タコヤキマイスターの資格も取得)
島内で他のこども食堂を運営するグループの手伝いをしたのがきっかけで、始められたそうです。
近年の少子化に伴い4ヶ所の小学校が閉鎖となり、道の駅近くの東和小学校に統合され、遠方から通学する児童たちは授業が終わるとすぐ、スクールバスで下校するので放課後にみんなで遊ぶ機会が少なく、こども食堂を通じて児童や保護者間のコミュニケーションづくりに役立ちたいそうです。
取材に訪問したのは9月18日。この日は始めてから3回目のこども食堂でした。道の駅が定休日の水曜日に店舗の前のテント屋根つきの広場で開催されていました。気温は高いのですが、海のすぐ傍のためか常に心地よい風が通り、日陰は充分過ごせる状態でした。
当日は小学校の授業が終わる時間に唐弓さんの奥様が校庭まで迎えに行き、学校関係者と一緒に集団で会場まで徒歩数分。小学校から直接道の駅に来られる児童や、一度帰宅して保護者と一緒に来られる児童がおられ、約80人のこどもや保護者とボランテアの方が集まり、町内の民生委員さんのギターや地元で活躍されているバイオリニスト・主婦の方のリコーダーなどの伴奏で歌を歌ったり、すぐ隣の公園で遊んだり・宿題をしたり・おかわり自由のたこ焼きを食べたりで、15時過ぎから18時まで楽しんでいました。
ボランテアの方は店舗の手伝いの他、公園で遊んでいるこどもや広場近くの自動車が来る場所に行かないように見守りをされていました。又 警察官も巡回に来られたり、たこ焼きを食べたりで、地域が一体となって子供達を見守りしており、地域から大きな期待されている「子ども食堂」でした。
支部としても、お手伝いメンバーを募って応援に駆けつけたいと思います。
写真は数回クリックすると拡大表示します