ーは　じ　め　に―
   日本気象協会は、紅葉の見頃予想は“いろはかえで”を対象としています。
秋（９月～１１月）の気温が低いと早まり、高いと遅れると云われているが愛知県で
は１０月猛暑日が頻発、晩秋の１１月に入っても夏日が顔を覗かせる高温傾向が影響
主要な紅葉スポットの見頃はのきなみ遅れているそんな中、一足早く見頃を向かえた
南信州大桑村の阿寺渓谷に快晴となる日に狙いを定め足を運びました。

                  　     🍁🍁🍁　阿寺渓谷紅葉　🍁🍁🍁
　渓谷を流れる木曽川水系阿寺川はヤマメやイワナが生息する「阿寺ブルー」と呼ぶ
エメラルドグリーンの清流が川面を包み、渓谷沿いの舗装林道を歩めば「犬帰りの淵」
や「狸ヶ淵」「千畳岩」「熊ヶ淵」「牛ヶ淵」などの奇岩奇勝に遭遇する非日常の風景
を織りなし、秋は紅葉と渓谷美がひときわ際立つ季節となり木曽ヒノキ、サワラやコウ
ヤマキの深い緑の中にカエデやマンサクの赤や黄色が鮮やかに浮かび上がる光景はさも
「阿寺ブルー」を引き立てる効果を宿している。
阿寺渓谷入口～紅葉スポット最終地点（牛ヶ淵）までは片道約５ｋｍの行程となり
所要時間は約９０分（徒歩）写真撮影やゆっくり探索する場合はこの限りではない。
１１月は車両進入可なれど出来れば徒歩での紅葉を楽しみたい。
　　　　　　　　　　　🍁🍁🍁　阿寺川下流エリア　🍁🍁🍁

　　　　　　　　　　　🍁🍁🍁　阿寺川中流エリア　🍁🍁🍁

　　　　　　　　　　　　🍁🍁🍁　阿寺川上流エリア　🍁🍁🍁

　木曽川を渡り、清々しい空気感の阿寺渓谷に足を踏み入れました。
先ずは半端なく透明度の高い通称「阿寺ブルー」を体感するため阿寺川の河原に立ち
吸い込まれそうな透き通った流れが川面に広がる光景に心揺さぶられ、清流が売りの
他の河川とは一線を画す唯一無二の「阿寺ブルー」を体感！その後阿寺川沿いの林道
を進み、奇岩の「千畳岩」阿寺川に架かる朽ちた旧森林鉄道橋を眼に留めました。
阿寺川の紅葉を探索しつつの二刀流ウォ－キング！雨が降ると出現するミステリアス
「雨現の滝」を眺望、紅葉スポットであり「阿寺ブルー」の聖地でもある「狸ヶ淵」
では写真撮影に時間を割き、近場の小さな奇石「亀石」の発見に苦戦！歩を進めると
「阿寺ブルー」と出会える「犬帰りの淵」に遭遇！絶妙のタイミングで「阿寺ブルー」
写真に収めた後林道より対岸の「六段の滝」を愛で、熊にまつわる民話から命名され
た「熊ヶ淵」や柱状節理の岸壁を成す「牛ヶ淵」では「阿寺ブルー」堪能しました。
阿寺川の流れ下流域では穏やかですが、上流域になるに連れて急流・激流に様変わり
水量の多さも重なり、「阿寺ブルー」のイメージとかけ離れた水流音に驚愕しました。

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