私の『リビングウイルノート』 NO.1

 私は、心臓の大動脈解離がたまたま検査で判り緊急手術13時間の大手術し動脈を人工血管に入れ替えましたが、
約3年後に人工血管の境目から出血が発見され大動脈解離の再発となり、余命宣告されました。
しかし、また辛い手術はしたくないとの自分の思いを先生に話して「手術しない」、「延命措置もしない」ことにしました。

自分の最後は自分で決めると思ってもなかなかその通りには行きません。
最後まで自分らしく生きるためにリビングウイルノートを書きました。
人生の最期を何処でどの様にして迎えたいのか記しておきましょう。
延命措置による家族への苦労と人としての尊厳を失わない為に終末期医療について考えましょう。

もしもの時の、病院や治療に対して事前にリビングウイルノートを書く事で延命措置するかしないかの意思判断が出来る。

1)『延命措置』とは何ですか?
   回復の見込みのない終末期の患者に対し、生命維持装置を使用した「死の時期を延ばす為だけの医療措置」のことを、「延命措置」と言います。

2)「尊厳死」とは?
   自らの意思で延命措置を断り、自然の経過のまま受け入れた死が「尊厳死」です。
   穏やかな最期という意味の「平穏死」 や 自然の経過のまま迎える「自然死」と同義で、死ぬまでの時間を引き延ばすためだけの延命措置を自ら
   の意思で断り、自然の経過のまま受け入れる死のことを言います。

3)『尊厳死』と『安楽死』どう違う?
   尊厳死は、自然の経過のまま受け入れる死、 安楽死は、積極的に命を絶つ行為です。

4)延命措置(人工呼吸器・胃ろう・人工栄養・人工透析など)の生命維持装置を途中で中止は難しい。
  はっきりと初めに病院や医師に延命措置するかしないか言うことが重要。言わないと延命処置が行われる。

5)『緩和医療』とは?
  穏やかな死『尊厳死』を迎えるにあたり肉体的苦痛・精神的つらさを取り除く医療行為です。延命措置を断っても緩和医療行為は最後まで必須です。

  旧 チューナ事業部 KSより

コメント

    • tsuchan
    • 2024年 6月 09日

    延命措置、尊厳死を考える時間を作っていただきました、ありがとうございました。

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