実施日：２０２３年１２月２０日（水）　　　　　　参加者：１１名
行き先：三重県明和町　※斎宮跡歴史探訪　　　　　担　当：水野、大西
　　　　　　　　　　　【活　動　記　録】

三重県明和町には、過って天皇即位の度に選ばれた伊勢神宮に仕える皇女（斎王）がくらした御殿と役所があった場所「斎宮」が存在、しかし忽然と歴史の表舞台から姿が消え失せました謎めくロマンを秘めた古の歴史を辿るウォ－キングとなりました。
陽光さしこむ冬枯れの近鉄「斎宮（さいくう）駅」に１１人の歩き人が集いました。
ミ－ティングもそこそこに古代に栄華を極めた「斎宮」の謎解きに期待して例会はスタ－ト！いつきのみや歴史体験館を横目に先ずは日本一の広さを誇る史跡「斎宮跡歴史ロマン広場」に足を運び、過去３０余年におよぶ発堀調査を基に斎王が住んだ御殿をはじめとする中心区画の建物を１０分の１に縮小した復元模型を観賞！ガリバ－気分で楽しめました。予想だにしないハプニング！斎宮跡を担当するボランティアガイドさんのご厚意でこの後帯同して頂けることに（ラッキ－：心の声）～斎王の御殿があったとされる「斎王の森」～斎宮で唯一存在した門跡「八脚門跡」～過って北野天満宮が存在したことを今に知らしめる碑「北野天満宮の道・道標」斎宮絵馬殿の傍らを流れていたことに由来するエンマ川（絵馬川）の解説を聞き、ここでボランティアガイドさんとお別れ～醍醐天皇の孫女隆子が斎王として在位したのは僅か３年流行病で没した幼い命（没年齢８歳）を偲び建立した「隆子女王の墓」～嵯峨天皇が大己貴命（おおあなむちのみこと）を祀るよう斎王に命じ建立した「粟須美神社跡」～斎宮の様子や斎王の役割などを分かり易く紹介する施設「斎宮歴史博物館」～隣接する「ふるさと広場」にて昼食～あぜ道を通り伊勢神宮に参じる折、斎王が禊を行ったとされる祓川に架かる「神宮橋跡」に立ち寄り、ゴ－ルへ舵を切った「斎宮跡歴史探訪」総歩行距離9,5kmを全員無事完歩！近鉄「漕代（こいしろ）駅」にゴ－ルしました。
例会中強風が吹き荒れ、体感気温は氷点下！厳しい環境ではありましたが、斎宮の盛衰の歴史をボランティアガイドさんのお陰で、その一旦を垣間見ることができました。
２０２３年を締め括る充実した例会となり、心地よい疲れと共に帰路につきました。

　　　　　　　　　　　　　投　　稿　吉　村　竹　信
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