実施日：２０２３年１１月２２日（水）　　　　　　参加者：８名
行き先：岐阜県中津川市～長野県南木曽町　　　　　担　当：村岡、吉村
　　　　　　　　　　　　　　【活　動　記　録】

江戸時代東海道と共に往来する旅人も多く主要街道だった中山道、とりわけ
馬籠宿と妻籠宿を結ぶ道は今なお往時の佇まいを色濃く残す信濃路自然歩道
として整備！今回美濃路落合宿を皮切りに三宿街道歩きを実践しました。
晩秋なれど一点の雲も浮かばない晴天のウォ－キング日和！ＪＲ「中津川駅」
に少数精鋭８人の歩き人が集いました。
基点となる落合宿旧役所跡広場までバス移動、落合バス停で降車基点場所に
向かい直ちにミ－ティング、その後全員無事完歩することを願いスタ－ト！
1,5km先の”落合の石畳”に向かうことに石畳は急勾配の上り坂、苔むす
情景に時代を重ねた歴史を感じました。
上り坂は更に馬籠宿へと続いたため、脚への負担が大きくなり休憩頻度が
多くなりました！上り終えた先に馬籠宿の町並みが瞳に映り込みました。
馬籠宿は島崎藤村の生誕地と知られ、また“坂の宿場町”と称される程全長
600mの町並みを通る街道は急峻な上り坂の連続！青色吐息になる場面も
ありました！上り切ると残雪の恵那山を真正面に見据える展望広場に遭遇
ここで昼食がてら疲弊した脚の回復に労めました。
英気を養い気分新たに美濃路と木曽路の分岐地点“馬籠峠”に向かうも標高
790mの峠への道程は上り一返倒のためペ－ス配分に心がけました。
馬籠峠からは一転ひたすら下る道程となりましたが、道中往時の旅人も癒さ
れたであろう男滝・女滝を愛でることができました。
いよいよ妻籠宿に足を踏み入れました！妻籠宿は日本で最初に町並み保存に
取組み古き良き時代の家屋が現存する風情に古への思いが募りました。
全員アップダウンの道程を克服！総歩行距離13km完歩妻籠バスセンタ－に
ゴ－ルしました。平日なれど人気観光地多くの旅人（観光客）が訪れ特に
外国人のグル－プが目に付きました。
落合宿～馬籠宿～妻籠宿歩きましたが、すれちがった旅人は外国人ばかり
紅葉は終わったとの予期せぬ事前情報を聞き愕然としましたが、情報とは
真逆のロケーション鮮やかな紅や黄色に染まるシ－ンを愛でました。
ノスタルジックな“街道歩き”堪能しました。

                                                  投　稿　　吉　村　竹　信
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