-はじめに-
苦楽を共に節目となる“結婚50年”を迎え、若かりし頃に家族で車中泊をしながら
めぐった思い出の地“紀伊半島”を周遊しました。
初日は鳥羽の老舗ホテルに宿泊夕食にイセエビ(1匹)・松阪牛・アワビが提供され
めったに口にできない豪華食材競演に非日常を堪能しました。
2日目以降定番の“車中泊”本来の旅スタイルに戻り高揚感アップしました。
各地をめぐる中で心に強く刻まれたのは和歌山県串本町に在る“橋杭岩”と呼ばれる
奇岩群!橋杭岩の一日を観賞!刻々と変貌する奇岩の表情を捉えました。
-橋杭岩の成り立ち-
橋杭岩と呼ばれる奇岩群は大小40余りの岩が全長900メ-トルにわたり
橋の杭のように岩柱がそそり立っています。
成り立ちを紐解くと約1500万年前砂や泥の厚い地層が海底に堆積この頃
大島から潮岬にかけての海底は火成岩の隆起帯になっていました。
約1400万年前になると活発な火成活動にともない地層の割れ目に沿って
マグマが上昇!冷え固まり、やがて波の浸食により柔らかい泥岩部分は削られ
硬い火成岩部分だけが残りました。
※パノラマ写真クリックすると画像が拡大します。
≪橋杭岩:朝まずめ/日の出≫
午前5時夜明け前漆黒の橋杭岩に到着!“その時”を待ちました。
30分後ようやく空が白み始め“その時”は待つこと1時間橋杭岩背後の大島より
太陽が顔を出し輝きを放ちながら昇り始めました。
奇岩越しの“日の出”は一般的な日の出とは一線を課す情景を醸していました。
≪橋杭岩:昼情景≫
日の出鑑賞後一旦橋杭岩を離れ、本州最南端の町串本の観光スポット(潮岬灯台・
樫野埼灯台・トルコ記念館・海金剛・串本海中公園)をめぐり午後3時頃橋杭岩
に戻りました。朝とは異なるロケ-ションが眼前に広がり壮大な自然の営みを
印象付ける圧倒的なスケ-ル感を味わいました。
≪橋杭岩:夕まずめ/夜景≫
夕まずめを向かえほんのり染まる“あかね空”とともに刻々変貌する橋杭岩朝や昼
とは異質な情景!夜ライトアップするとの情報をキャッチ!夕闇のタイミングに
合わせ橋杭岩へ照射され、赤・緑・黄・青などの光が橋杭岩に映り込む幻想的な
世界へと導かれました。プロジェクションマッピングのような派手な演出はなく
ライトアップ本来のシンプルな構成は橋杭岩にマッチしていました。
投 稿 吉 村 竹 信
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素晴らしい!
枚方南支部の宮川と申します。
ライトアップ写真はきれいですが、好みでは有りません。 個人的見解です。
コメント頂き有難うございます(._.)
ライトアップは当日知りました。
ライトアップは有名なようで夕まずめ多くのカメラマンが集まりました。
ライトアップ写真人それぞれ受取り方違って当然だと思います。
貴重なご意見感謝致します。
中部支部の水野と申します。結婚50周年金婚式おめでとうございます。 良き時も悪しき時も奥様に支えられ50年、長い様で短く感じた中身の濃い50年だったかもしれませんね!! 子供さんからのプレゼントによる旅行、ゆっくり楽しめたようですね! 足を延ばしての和歌山県旅行、今回は橋杭岩に焦点を当て、日の出から昼の姿そして日も沈み夜のライトアップされた姿まで、見事にご紹介頂きありがとうございました。 これからも健康で元気に奥様への感謝を忘れる事無くごかつどうください。結婚50周年おめでとうございました。
何時にもまして超真面目なコメント有難うございます(._.)
妻はリクエストした名所を全て訪れたので満足した様子でした。
久し振りの紀伊半島周遊地図で見るより広いことを再認識(実感)しました。
思い出に残る旅となりました(^_-)-☆ これからも二人三脚で残りの人生歩んで行く所存です(^^)/
結婚50周年金婚式おめでとうございます。
友達と勝浦・串本に行ったことがありますが、橋杭岩をこんな形でみませんでした。すばらしい七変化、もう一度ゆっくりと
見に行きたいと思いました。
すばらしい写真、ありがとうございました。
鈴木さんコメント頂き有難うございます(._.)
日の出撮影目的で早朝橋杭岩訪れましたが、夜ライトアップすることを知り橋杭岩の一日を捉えようと思い立ちました。
ライトアップの時間帯には外国人含め多くのカメラマンが集まりました。
見栄えの良いプロジェクションマッピングが主流ですが、橋杭岩にはライトアップのシンプルさがマッチしていました。
橋杭岩の刻々と変化する表情を捉えることが出来ました。