－は　じ　め　に－
今年（２０２３年）の桜前線は、昨年にも況して瞬く間に日本列島を北上！観測史上
最も早く北海道に上陸！函館から早くも”満開”の便りが届いています。
開花目安の標準木ソメイヨシノは、北海道を除きほぼ“葉桜”となりました。
愛知・岐阜両県の桜は、例年よりも一週間早く“開花”このため見頃は３月末までと桜を
愛でる機会が短く４月に入ると一斉に”葉桜”となり桜が主役の鑑賞舞台もあっけなく
幕が下りる結果となりました。
　　　　　　　　　　　　　　　🌸🌸🌸　白馬村と桜　🌸🌸🌸
全国各地の“桜便り”が途絶える中、標高７００ｍに位置する白馬村の桜は、長野県で
最も遅く開花することから、旅人が地元での“お花見”が終えんした後にもう一度桜に
出会える場所であり、白馬三山～唐松岳～五竜岳～鹿島槍ヶ岳と連なる北アルプスが
被写体となる貴重な“桜観賞スポット”が数多く点在しています。
私は３月末から開花状況検索、開花したとの情報を得るも生憎天候不順の日が重なり
白馬村訪問日決めかねていましたが、確実に「晴れ」となるピンポイントの日を選択
現地に向かいました！白馬村の桜は概ね見頃～散りはじめの景観でした。
　　　　　　　　　　　　　健やか楽歩会　吉　村　竹　信
　　　　　　　　　　　　　🌸🌸🌸　大出（おおいで）エリア　🌸🌸🌸

白馬村を代表する人気スポット！大出公園の姫川に架かる吊り橋、茅葺屋根の
古民家の情景が“日本の原風景”を映し出していました。
白馬三山を背景にした圧倒的ロケ－ションに少なからず“癒し”を貰いました。
雨上がりの白馬村に突然“虹の架け橋”が現れました！！
　　　　　　　　　　　　　🌸🌸🌸　野平（のだいら）エリア　🌸🌸🌸

北アルプスに対峙する東山の高台に在る“野平の一本桜”北アルプスとのコラボ
写真はインスタ映えするため、近年特に人気が高まり平日なれど駐車場は満車！
多くの写真愛好家がシャッタ－を切る光景が見られました。
また、白馬村でも比較的開花が遅く、より長く桜を愛でることが出来るスポット!
　　　　　　　　　　　　　🌸🌸🌸　新田（しんでん）エリア　🌸🌸🌸

新田地区に在る伝行山の麓に咲き誇る枝垂れ桜は植樹者の名前を冠した別名「徹然桜」
と称され、満開と相まって伝行山の秋葉神社、稲荷神社との共演は一見の価値ありと
感じました！また周辺には新田旅館街の“桜並木”があり通り抜けを体験しました。
　　　　　　　　　　　　　🌸🌸🌸　飯森（いいもり）エリア　🌸🌸🌸

飯森地区に在る長谷寺（ちょうこくじ）は塩の道の名刹として知られ、境内の枝垂れ桜
が満開になる頃、カメラ片手に多くの旅人が風になびく桜の景観を求め来村！
私もその一人ですが～。　
　　　　　　　　　　🌸🌸🌸　沢渡（さわど）エリア　🌸🌸🌸

沢渡地区に在る貞麟寺本堂前に威風堂々そびえる樹齢３００年をゆうに超える
“しだれ桜”はエドヒガンの枝変異種で、古来よりこの桜の満開が麻の種蒔きの
目安とされ別名「麻蒔糸桜（おまきいとざくら）」と呼ばれ、白馬村天然記念物
に指定されています！境内のオオヤマザクラ、エドヒガンザクラが満開でした。
また、今が旬！可憐なカタクリの花が咲き誇り、この花を求め訪れた愛好家が
腹ばいになり一心不乱に撮り続けていました。

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