日本の城・姫路城今昔物語

                                  -姫路城歴史探訪-
姫路城は数多有る「城」の中で優雅さ!スケ-ルの大きさ!要塞機能を備えた「不戦の
城」として不動の人気城!諸説ある姫路城歴史の一端を紐解くと古の南北朝時代に遡り
当時播州を治めていた赤松則村・真範親子が姫山に築いた砦「姫山城」が起源とされ
戦国武将が群雄闊歩した時代、黒田重隆・職隆親子の手により山の形を活かした堀や
土塁などを造成した「山城」に拡張されました。
その後豊臣秀吉が西国統治の拠点とすべく入城「姫山城」の大改修に着手城郭を石垣
囲い三層の天守を建造し城名を「姫路城」と改名しました。
江戸時代初期城主となった池田輝政が9年の歳月をかけ五層の大天守を築くと後の
城主
本多忠政により三の丸・西の丸を増築、現在につながる城郭が形成されました!

姫路城天守江戸・明治・昭和・平成の過去4回大規模な修復が行われました。
神戸で生まれ育った私は幼き頃より幾度となく訪れ、優美なれど威風堂々とした威厳
あるその勇姿に何時も「心洗われる想い」をしています。
今回平成の大修理(前)と(後)其々撮り貯めた「姫路城」の中からピックアップした
メモリアル(今昔)写真ご紹介します。
                                 ≪話 題 の 章≫
一の章国宝五城(姫路城・彦根城・松本城・犬山城・松江城)の中で最大規模の天守
を有し、
大天守・小天守・櫓など100棟近くが現存する。
二の章近世城郭の比類なき最高傑作として日本で初めて「世界遺産」に登録された。
三の章姫路城天守は五層七階の大天守、3つの小天守(東小天守・乾小天守・西小
天守)が渡櫓でつながった「連立式天守」で構成されている。

四の章
日本の城の集大成と称される姫路城は白漆喰の外観がさも羽根を広げた白鷺の
群れを
連想させることから
別名「白鷺(はくろ・しらさぎ)城」と呼ばれる。
五の章古より姫路(播州)の地が西国諸大名の動向を監視するための重要な要衝で
あった
ことから様々な軍事(要塞)機能を備えた「最強の城」でもあった。
六の章姫路城は「現存12天守」の一つとして名高く、大天守・小天守・櫓など8棟
「国宝」渡櫓・門・塀など74棟「重要文化財」に指定されている。
             健やか楽歩会 吉 村 竹 信

         【平成の大修理(前)情景】

         【平成の大修理(後)情景】

ご覧頂き有難うございます<(_ _)>日本の城シリーズ」今回の姫路城を皮切りに
国宝・現存天守の「城」など随時個別紹介して参ります。

コメント

    • Koyasu
    • 2022年 9月 07日

    いつもありがとうございます。_(._.)__(._.)_

    H/P委員以上のご活躍感謝感謝です。

    今後共宜しくお願い致します。_(._.)_

    • 吉村竹信
    • 2022年 9月 07日

    子安さん
    コメント有難うございます(._.)
    出来る範囲で投稿しています。※単純なのでヨィショ!されると木に登りますよ(^^)/

    四国支部の吉田さんに投稿連絡しました。〔自動的に四国支部HPにリンクされますねビックリ!〕

    • 種田幸雄
    • 2022年 9月 09日

    吉村さん投稿見させていただきました。コロナ禍の中で交流出来ない分HPにUPして頂き各地に行った気分になれます。まだまだコロナ発生が続いていますが、早く活動を再開したいものです。2020年4月以降名古屋に行く機会が無く行き方を忘れています

    • 吉村竹信
    • 2022年 9月 09日

    種田さん
    いつもコメント頂き有難うございます(^_-)-☆
    ようやくコロナ第7波もピークを越え減少に転じています。
    10月度例会から活動再開出来ればと願っています!ヨロシク(^^)/

    • 野村昭男
    • 2022年 10月 20日

    姫路城を特集された素晴らしい写真を見ておりまして、現地を訪れた時の情景が蘇ってきます。今ごろ天候に恵まれると姫路城は、眩しいばかりに輝きを放ち白亜のシルエットに心が洗われる爽快感を覚えた記憶が思い起こされます。市民の皆様にとっては、さぞかし郷土の誇らしい存在になっているものと察しられます。私事ですが、以前「なごや歴まちびとの会」というボランティア団体で歴史建造物の保存と活用の活動に取り組んでおりました。
    その様な観点より少し気の付いた点を述べたいと思います。姫路城は南北朝時代の赤松貞範が築城した姫山城に始まり羽柴秀吉の時代を経て、池田輝政が1600年(慶長5年)関ヶ原の戦いの後9年の歳月をかけて築き上げた城郭です。江戸時代より明治・昭和と修理が続き平成に入り「国宝姫路城大天守保存修理工事」として2009年より2015年の6年間、事業費28億円をかけて漆喰や木材の劣化が予想以上に進行していたため「大天守の白漆喰の塗替え」・「瓦の葺き替え」・「耐震補強」を重点に補修工事が行われました。この様な修理が行われる事により工事に携わる職人さんが持っている匠の技が発揮され、伝統として伝承されて行きます。名古屋城の木造による復元が話題になりましたが、伝統を伝承する大きな機会になるものと大いに期待しております。

    • 吉村竹信
    • 2022年 10月 20日

    野村様
    素晴らしいコメント有難うございます(._.)
    歴史建造物の保存・活用の活動に尽力されましたこと敬意を表します。
    いつもながらプロ視点でのコメント参考にさせて頂きます(^^)/

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