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松愛会山歩き会 | |
嶽 山(龍泉寺城址) 標高278m | |
松愛会山歩き会主催で富田林の嶽山に登った。嶽山山頂にはかんぽの宿があり一般には車で行くほうが多い。六甲山でも同じなので我々は歩いて登ることにした。近鉄汐ノ宮駅から国道170号を渡り、東正面に見える嶽山を目指して歩き始める。石川に架かる千代田橋を渡り、少し上がると突き当たりになり左に折れる、すぐ右に登山口があり城山オレンジ園の案内がある。車道を十数分登ると願昭寺に着く。願昭寺、目白不動願昭寺は信者手造りのお寺だそうだ。本尊は樹齢800年の楠木の一刀彫だ。インド釈迦佛跡四大聖地お砂踏みがあったのでお参りさせていただいた。願昭寺左端のフェンスの横から登山道が続いている。ここからここから山道で山に来た感じのする道を登る。しばらくだが少し急坂で汗もしてきた。登りきるとオレンジ園に着く。今日は閉園で人気は全くない。 ここから当初計画では金胎寺山に登る予定をしていたがオレンジ園の看板に通行止めだの無断立入禁止などいっぱい書いてあるので今日は一旦あきらめ嶽山に行くことにした。峠になっているオレンジ園から約80m下り登り返すことになる。みかん畑を見ながら少し登り返すと龍泉寺に着く。龍泉寺は蘇我馬子の創建といわれ、仁王門は国の重要文化財だそうだ。境内の庭園は名勝に指定されている。しかし手入れは行き届いていなく名勝といわれる庭園は荒れ放題で庭の面影はなく、廃屋の庭のようになっているのが残念だ。入山料の300円は無駄遣いのようで、2003年に行った時より更に悪化し、富田林市の誇大観光案内と思われ、善処して欲しいと思う。 龍泉寺を出て急な自動車道を登るとやがてかんぽの宿前に着く。温泉に入る前に山頂を踏む。途中、竹炭窯があり立寄った人と間が開きハプニング発生。先発組は嶽山の山頂は龍泉寺城址の場所と決め付け到着後テニスコート横のベンチで昼食。後組みは地図上の嶽山山頂に行っていた。声はすれども居場所は分かれてしまった。地図上の山頂付近は開発が途中で中断しバンガローなど施設など未完成か利用不可能な状況でバブル期の忘れ物のようだ。それでも大阪平野が一望できるのはすばらしい。この景色はかんぽの宿の展望室からとほぼ一緒だ。嶽山は標高278mで、龍泉寺城址のあるピークの方が約10m高く、標高は高度計で289mを示していた。 かんぽの宿に入り富田林嶽山温泉に入る。露天風呂からの展望はすばらしく金剛葛城の連山が正面に展開しゆっくり寛げる。14時の送迎バスをパスしてゆっくりる予定だったが、食堂が14時で終わりということで急遽タクシーで滝谷不動駅へ、そして電車で大阪に戻った。京橋で反省会を行い盛り上がった後お開きとなった。 金胎寺山のルートは、もう少し調査し再度挑戦したいと思う。 |
近鉄汐ノ宮駅(標高97m) |
汐ノ宮を出発、正面が嶽山 |
願昭寺への登り |
願昭寺(標高178m) |
オレンジ園への登り |
オレンジ園(標高249m) |
龍泉寺参道 |
龍泉寺仁王門 |
龍泉寺本堂(標高188m) |
龍泉寺庭園 |
紅葉 |
龍泉寺にて |
葛城山(左)と金剛山(中央) 嶽山より |
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嶽山山頂より望む大阪平野 |
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みかん畑と金剛葛城連山 |
嶽山山頂(278m) |
嶽山・龍泉寺城址(289m:高度計) |
かんぽの宿 |