10月に入って秋の気配も深まりつつある6日、撮影会は奈良市西ノ京界隈です。青空に雲が浮かんで気温も暑くなく絶好の撮影日和で、参加者は5名とちょっと寂しかったですが。
今回のコースは近鉄樫原線尼ヶ辻駅を出て、垂仁天皇陵~唐招提寺~薬師寺~近鉄西ノ京駅に至ります。道の両側には色づいた稲田が広がり、彼岸花はちょっと盛りを過ぎてしまってますが、ちょうど稲刈りの風景と良い絵になりました。垂仁天皇陵とその近くで稲田や彼岸花を撮り、その後唐招提寺に行きました。広い境内では、こちらもちょっと盛りを過ぎた萩の花と彼岸花もがあちこち咲いていました。ここを出て薬師寺までの途中で昼になったので道ばたにあった蕎麦屋さんで昼食です。薬師寺は、西塔が昭和56年に再建されて大変きれいで、当時のままの国宝の東塔と並んで印象的ですね。
予定の撮影箇所はここまででしたが、せっかくなので定番写真で良く出てくる大池越しの東塔と西塔を取ろうと言うことになってみんなで歩き出しました。この大池は薬師寺から直線距離で4~500m位ですが、池の反対側の岸にまわる必要があり、しかも池の差し渡しも同じくらいの大きさで、結局池のまわりをぐるっと大回りとなって結構歩きごたえがありましたよ。しかしさすがに大池越しの東塔と西塔の風景はなかなかのもので、これは是非朝陽が後ろから上がってくる日の出のシーンを改めて撮りたいなあと思わせられました。
その後西ノ京駅まで歩いて、撮影会はここで解散ですが、帰る途中の大和西大寺駅は二つの路線が平面で交わるレールの配置がもの凄く複雑な駅としてレールファンにはお馴染みの所ですので、一部のメンバーはホームから複雑なレールの造形美?をしばらく撮影してから帰りました。参加された皆様、お疲れ様でした。
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